白山登山初心者ガイド
登山適期は概ね7月上旬から10月上旬。
日帰り登山が可能な山。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
ただし、夏季の土日祝日マイカー規制(5.8km)区間あり。
[vs.白山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴
すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
白山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
観光新道・砂防新道登山道
別当出合
登山口の場所:石川県白山市白峰:別当出合登山センター
登り片道:5時間00分
登山道中の目標/地名: 別当出合→(砂防新道~甚之助避難小屋~延命水・観光新道~殿ヶ池避難小屋)→黒ボコ岩→(五葉坂)→白山室堂→白山山頂(御前峰)
他の登山口&マイナー登山道
登山道・登山風景コミュ
白山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
白山周辺地域の雰囲気
白川郷の南西の百名山
白山(はくさん)は能登半島と名古屋を結ぶライン上にある両白山地の山。
中央アルプスでも北アルプスの山でもなく、編集の数の都合上、このエリアに割り振ることに。
古来より白山には山岳信仰があり、全国に2,000社以上ある白山神社の総本社は白山比咩神社【※MAP 】。
白山の登山口の一つ、平瀬道登山口の白水湖(大白川ダム)は世界文化遺産の登録地・白川郷から約27km程度。
山間の秘境に人里があるのも驚異的、そんな秘境の山村からも年貢を取っていた江戸幕府の統治力も驚異的。
ちなみに有名な方の白川郷や白水湖が岐阜県、白山の御前峰や別当出合は石川県。
白山登山口の調査と決定
白山の登山道は実質二ヶ所
白山への現実的な登山口は二ヶ所。
このうち、石川県側の別当出合登山口は夏期にマイカー規制があり、一ノ瀬(白山温泉)でバスに乗り換える【※石川県HP 】必要がある。
マイカー規制区間のバスについては15分~20分程度の距離(5.8km)のため、歩いて戻れない距離ではない。ちなみにバイクは通行可能。
一方の白水湖【※wiki 】は乳白がかった緑色の湖水をした堰き止めダムで、付近に白水湖畔ロッジや大白川野営場がある他、駐車スペースとトイレがある平瀬道登山口。
別当出合からの登山時間は登り片道:5時間00分。
白水湖からの登山時間は登り片道:5時間40分。
白山登山時間と日程想定
別当出合は2ルートあり
白川郷絡みの観光旅での白山登山なら道の駅に温泉施設もある平瀬道。
福井や越前、敦賀方面からなら別当出合という考え方で良いかもしれない。
白水湖からの平瀬道は白山室堂まで一本道。
別当出合の登山道は砂防新道と観光新道があり、黒ボコ岩で白山室堂に続くものの、途中に御舎利山へ続く縦走路があり、道が複雑化するので迷子に注意。
白山室堂から御前峰まで40分、その先にある翠ヶ池や千蛇ヶ池を巡るお池めぐりコースも魅力的で捨てがたい。
白山室堂【※HP 】は山小屋。小屋というより施設規模。
スマホの公衆充電器や郵便局、医師のいる診療所まで開設される。
白山登山中・下山のイメトレ
行きは辛いが帰りは早い
参考登山時間は「登り」の時間。下りである下山時間はもっとさくさく進むことができる。
マイカー規制の対象外であるバイク移動者の私は別当でも平瀬道でもどちらでも構わないので、朝6時頃に登山を開始するスケジュール。
登りにたとえ6時間かかっても下山に6時間はかからないので、日帰りの登山計画。
翌日寄り道する観光地の選択次第で岐阜県側か石川県側か、そんな思惑を基に白山の登山道を選択してしまおう。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)