登山靴購入記-1 雷雨の下山

山登り軽減用品の選び方

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登山靴購入記-1 雷雨の下山

この章は登山用品と登山靴についてのガイドページ。
「ガイド」と言っても、解説人(主人公)は、山や自然でビジネスをしていない一般人。さらに言えば、森や山の少ない地域で育った都会人。

誘導ではない人の自発的な「山道具」への勉強と、必要に感じ始めた「経験」の話をしていきます。

ではでは本題へ。

この章のお話

登山用品を買うまでのあれこれ雑談
五合目~登山靴購入記
六合目~登山靴の選び方ガイド
七合目~登山リュックの選び方
八合目~登山ウェアと雨対策
九合目~風景写真撮影ガイド(旧デザイン)

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登山靴購入記 始まりの雨

「いやいや待て待て。もう少し・・・あと1時間もってくれたらそれでいい」

前日に「晴れ」と言っていたような気がしていた天気予報は、男体山に向かっている明け方の時間には悪化の予報に差し替えられていたようだった。日にちの折り合いを付けてようやく足をかけた奥日光の男体山。

自宅からバイクで交通量の少ない深夜の道路を進んだとしても、5時間以上かかる距離。8合目を目前に聞こえてくるのは爆発音に似た落雷の音だ。 ガスに包まれた山腹の登山道に、帯電した雲の塊が近付いてくる。

一人登山。自分で決断しないと。

登山 雨 トレッキングシューズ
大粒の雨が降ってきた
履きなれた安靴

7.5合目とスプレー書きされた岩の前で登山リュックを降ろし、登山と兼用しているバイク用のレインウェアを羽織る。ジェット機が通過しているかのような音は周辺の山に落ちている落雷の爆音が山々を反射して伝わってきたもの。

森林限界以下の森の中とはいえ、引き続き山頂を目指すのは危なすぎる。7合目にある避難小屋で携帯電話で天気予報を確かめると日光地域には大雨洪水雷警報が発令されていた。


濁流の登山道

避難小屋で出会った彼は自分より数歳若そうだった。
ペンタックスの一眼レフを持っていた単独登山者。

一見して写真好きそうな彼と自分は同じニオイを感じたのか、約束するまでもなく似たようなペースで土砂降りの男体山を下山していく。追いついたり、休んでいる間に追い越されたり、その都度、謎の連帯感で声を掛け合いながら、山を下りていく。

山歩きは彼の方がベテランさんのようで、靴は雪山も歩けるちゃんとした登山靴だということを話してくれた。彼の自宅は宇都宮ということで、奥日光までおそらく1時間程度で着くのだろう。

山のある地域まで行くのに最低5時間はかかる自分には、ある意味、海外旅行と同じ「山登り旅」。数時間でやっと男体山の自分からすれば『本物の登山靴』(2~4万円の登山靴)を買う発想のハードルは当然高いわけで。

避難小屋 男体山 男体山 登山 お守り
男体山の避難小屋
男体山登拝のお守り

自分が履いているのはネットで5千円で買った「軽量トレッキングシューズ」。履き心地が良いので一年前に買ったこの靴が、山も街歩きも歩いて疲れることが無いこの靴。

自分で考えた「トレッキングシューズ」であって、自分の中では必要十分な「山歩き用の靴」。

そして本当の地獄が始まった。


無事に下りられない。

「!!!」

かかとをつけた場所の土砂で毎度ぬるっと滑り、限界を超えて斜めになった身体は虚しく倒れていく。

「うぎゃあ。。。(笑)」
『だいじょーぶですかーー!?』
「…あい、生きてますよーーー。^^;」

レインウェアのズボンをバイクに置いてきたままで登山をしていた自分のカーゴパンツは茶色い濁流に染まってしまった。「転倒」とは言え、所詮「しりもち」。もともと汚れて困る服装で山を歩いているわけでもないので特にテンションは下がらない。それは別にいい。

…ただ、気になるのはその転倒する「回数」。

男体山 登山 雨 男体山 登山 雨
八合目手前で雷雨へ
転びながら三合目へ

怪我こそしない転び方でありながらも、そう言えば滑って転んでいるのは自分だけ。(エピソード当時30代前半)

「運動不足」気味であることは認めるけれど、ほんの10年前はバック転もできた・・・それほど世代が変わらないはずの彼と転倒回数が全く違うことに気が付く。

「・・・っかしいなぁ・・・。うおっ!!(コケ)」

心配してくれる彼に申し訳ないので先に行ってもらい、2時間以上かかって登山口に下りた自分。幸い、流血や打撲を伴うような転び方はしなかったけど、20回以上尻もちを繰り返し、それから先は数えていない。

ずぶ濡れのズボンのまま、さらに5時間かけて自宅まで雨の国道を走り家路に着いたのだった。


登山靴から始まる登山用品解説

この登山で初めて買って準備しておいた「トレッキングポール」を使いながら登った男体山。

一眼レフを持ちながらの登山のため、シングル(一本)のモノなのだけど、下山時、地面にトレッキングポールを突き刺してから慎重に足を下しても、ぬかるんだ地面が足全体を滑らせて斜面を流れ落ちていく。

どれだけ慎重に歩いても、「お尻」でブレーキをかけなくては止まらないほどの濁流・泥流の登山道。生まれて初めての経験だった。

登山靴 LOWA メリーナ 足 登山靴 トレッキングシューズ 靴底
泥だらけのカーゴパンツ
下山に滑った原因が判明

転び続けた原因は使い古した「トレッキングシューズ」だった。

登山初心者ナビの第二章「登山用品の選び方」。

「自分のため」に読んでいこう。

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別章もチェック!(^_-)-☆

登山用品の選び方 INDEX

登山用品の経験談&レビュー章。
登山靴やリュックや持ち物の選び方扉。

百名山初心者ガイド INDEX

名山と呼ばれた山々の登山道章。
登山の下調べ+初心者ガイド扉。

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登山用品経験談&使う第二章 ( ˘ω˘ )

第二章の目次 【簡易タイトル版】

▷登山用品の選び方 INDEX

五合目 登山靴購入記

六合目 登山靴の選び方

▶1万円以下の登山靴と選び方
▶1万円以上の登山靴の選び方・絞り方
▶登山靴のサイズ・幅・素材
▶ゴアテックスの登山靴

▶ビブラムソールの登山靴
▶靴底を張替え前提で登山靴を考える
▶幅広の登山靴を探してみる


七合目 登山リュックの選び方

▶登山リュックの種類と入れる物
▶街歩きのリュック&ショルダーバッグ
▶おにぎり型の登山リュックを考える

▶細長い形の登山リュックを考える
▶海外旅行的リュック&バッグ
▶トレッキングポールの種類と使い方


八合目 登山ウェアと雨対策

▶追加・新設予定

ちゃんとまとめていきますね ( ˘ω˘ )


九合目 風景写真撮影用品ガイド

▶百名山初心者ガイド