焼岳登山初心者ガイド
登山適期は概ね5月下旬から10月下旬。
日帰り登山が可能な山。
名峰が集中する地域の一座。
中の湯温泉ルート以外はマイカーで到着できる他の地域と違い、登山口に行くまでが「旅行並み」のエリア。
※24時間監視中の常時観測火山(活火山)
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.焼岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
焼岳の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
他の登山口&マイナー登山道
西穂登山口
上高地帝国ホテル
登山口の場所:長野県松本市安曇上高地:上高地帝国ホテル
登り片道:4時間00分
登山道中の目標/地名: 穂高橋・田代橋→焼岳小屋(新中尾峠)→展望台→旧中尾峠→焼岳山頂
中尾高原口登山道
合掌の森中尾キャンプ場
登山口の場所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾:合掌の森中尾キャンプ場
登り片道:4時間50分
登山道中の目標/地名: 中尾キャンプ場→焼岳登山口→白水ノ滝展望台→秀綱神社→旧中尾峠→焼岳山頂
登山道・登山風景コミュ
焼岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
焼岳周辺地域の雰囲気
いろいろ危ない焼岳
昭和の一個人が選定した日本百名山のうち、槍ヶ岳・穂高岳・常念岳・笠ヶ岳・焼岳あたりの山々は上高地や新穂高温泉をベースにしたひとつの登山エリア。
焼岳の場合は上高地・新穂高温泉と中の湯温泉が登山ベースとなる。
火山活動中の山のため、北峰付近は有毒な火山性ガスが発生している。
南峰は崩落状態、北峰は活動状況によっては入山規制が敷かれるため、登頂できない可能性がある。
登山口のひとつである中の湯温泉はマイカー規制の起点地域であるものの、中の湯温泉旅館のあるつづら折りの道(国道158号)はマイカーで焼岳登山口駐車場【※MAP 】まで到着できる模様。
焼岳登山口の調査と決定
現実的な登山口は3ルート
焼岳への登山は縦走を除けば現実的な登山口は3ルート。
★上高地帝国ホテル【※MAP 】
★中尾高原口【※MAP 】
★中の湯温泉旅館【※MAP 】
でも、上高地へは年間を通してマイカーでは入れません。
★上高地公式ウェブサイト【※HP 】
★マイカー・観光バス規制について【※HP 】
そのため、マイカーの場合は下記の駐車場へ。
★沢渡駐車場(松本市方面から)【※MAP 】
★平湯あかんだな駐車場(高山市方面から)【※MAP 】
駐車料金はだいたい普通車600円、バイク300円。
上高地へのバス・タクシーはこちら。
★沢渡・平湯乗換えマップ【※HP 】
★バス時刻表(沢渡側)【※HP 】
定額タクシーの沢渡から上高地観光センターまでは4200円、バスは片道1250円(往復2050円)【※アルピコHP 】。
★バス時刻表(平湯側)【※HP 】
あかんだな駐車場~上高地シャトルバスは片道1160円(往復2050円)【※アルピコHP 】。
上高地、行くだけでも大変。
ガイド的なサイトなので、上高地への行き方を解説してみたものの、実際は余計な初期費用(マイカー規制で必要なバス代)がかからない中の湯温泉からの登山口が一押し…と言うか、焼岳登山をするために上高地に行く必要はない。
焼岳登山時間と日程想定
中の湯温泉一択の焼岳登山
焼岳の登山時間を整理すると以下の通り。
上高地は登り片道:4時間00分。
中尾高原口は登り片道:4時間50分。
中の湯温泉は登り片道:3時間40分。
最短ルートの中の湯温泉はマイカーで焼岳登山口駐車場【※MAP 】まで行けるとの事。ただし、駐車可能スペースは少ない。
…自分はバイクの人なので無問題=登山口決定。
焼岳登山中・下山のイメトレ
3km強の焼岳登山
中の湯温泉は出発点が異なる中の湯ルートと新中の湯ルートの二つがある。
駐車場に近い登山口は新中の湯ルート。
下山の分岐で駐車場側の道ではなく既存の(旧)ルート(塚原卜伝の湯)へ下りてきてしまうと、つづら折りの道路を4kmほど歩いて戻ってこなくてはならないので、登山も下山も同じルートで行った方が良さそうだ。
中の湯登山口は中の湯温泉旅館【※HP 】の主人(社長さん)が切り開いたらしい。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)