水晶岳登山初心者ガイド
登山適期は概ね7月上旬から9月下旬。
北アルプスでも超長距離の登山ルートを強いられる山域の山。
ページ内ワープリンク
初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
往復だけで26時間超え。
[vs.水晶岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 山中泊量の登山リュック
長距離・長丁場の山。食料や寝袋、着替え、(場合によってはテント)等を背負える登山リュックを選択。
靴 ⇒ 張替可能の本格登山靴
普通の道・歩行時間ではないので救助隊の装備(編上靴)と同じように考える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
水晶岳の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
高瀬ダム濁沢登山口
高瀬湖高瀬トンネル
登山口の場所:長野県大町市平高瀬入:高瀬ダム
登り片道:12時間20分
登山道中の目標/地名: 高瀬ダム北端→不動沢吊橋→濁沢登山口→権太落し→槍見台→烏帽子小屋→三ツ岳→野口五郎小屋→野口五郎岳→真砂岳→竹村新道分岐→東沢乗越→水晶小屋(赤岳)→水晶岳山頂(黒岳)
高瀬ダム~竹村新道登山道
高瀬ダム南端
登山口の場所:長野県大町市平 大町九日町:湯俣温泉晴嵐荘
登り片道:11時間20分
登山道中の目標/地名: 高瀬トンネル→名無避難小屋→晴嵐荘→(竹村新道)→湯俣岳→南真砂岳→竹村新道分岐→東沢乗越→水晶小屋(赤岳)→水晶岳山頂(黒岳)
他の登山口&マイナー登山道
折立登山口
有料道路有峰林道
登山口の場所:富山県富山市有峰折立:折立キャンプ場
登り片道:14時間50分
登山道中の目標/地名: 折立キャンプ場→(太郎坂)→五光岩ベンチ→太郎平小屋→第一・第二・第三徒渉点→カベッケか原→薬師沢小屋→雲ノ平山荘→祖父岳→岩苔乗越→ワリモ乗越→水晶小屋(赤岳)→水晶岳山頂(黒岳)
登山道・登山風景コミュ
水晶岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
水晶岳周辺地域の雰囲気
北アルプスの真ん中あたり
昭和の一個人が選定した日本百名山のうち、薬師岳・黒部五郎岳・水晶岳・鷲羽岳あたりまでが飛騨山脈地域内のひとつの登山エリア。
その南部地域にある槍ヶ岳・穂高岳・常念岳・笠ヶ岳・焼岳あたりの山々は上高地や新穂高温泉をベースにした別の登山エリアと考えることができる。
薬師岳・黒部五郎岳・水晶岳・鷲羽岳の山域の登山道はアクセスが非常に困難な秘境地域。
本来の山岳秘境エリアに該当するので、どちらかと言えば登山マニア向けであり、あえて持ち上げずに表現するとすれば「マイナーな山々」の山域。
水晶岳登山口の調査と決定
異名がたくさん水晶岳
あまりにも山深く、共通の話題になることがない山岳地帯のため、古地図の時代から水晶岳、六方石山、中岳剣、中剣岳、赤岳、黒岳など、集落や発信する必要のある人々が思い思いに名前を付けて呼んできた山。
現代での三角点の呼称は「水晶山」とのこと。
主な登山口は山脈東方にある高瀬ダム【※MAP 】。
ところが、高瀬ダムへの道は東京電力の管理道路のため、マイカーであれば駐車場は高瀬ダムの北東にある七倉駐車場【※MAP 】となる。
七倉~高瀬ダム間はタクシー利用【※大町市観光HP 】となる模様。
高瀬ダムからの登山時間は登り片道:11時間20分。
普通の登山初心者は登らない 。
水晶岳登山時間と日程想定
解説の筆も進まない長い道のり
『北アルプス』にもいろいろある。
最短ルートでさえ上述の困難な登山環境にあるので、「その困難さの解説がガイド」でも良いくらいな山。
景色は素晴らしいかもしれない。
でも、『何しに行くのさ?』と暴言を発してしまいそうになる。
日本百名山の著者はのちにベストセラー(お金)となるモノを生み出すために取材登山(=仕事)をしてきたわけだけど…。(暴言)
水晶岳登山中・下山のイメトレ
クマだっていることだし
・・・他の山を歩こうよ(+_+)
「登山初心者」への言葉。
行く人も好きだし、普通に山は好き。
でも、百名山を「生き甲斐」にするのはどうだろうね…。
・・・的なことを「山登りのガイドサイト」が発信することに意味がある。
ちょっとこのあたり、マイナー過ぎるのでマニア向け。
登山初心者は他の山を楽しもう。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)