五竜岳登山初心者ガイド -こんな感じで山登り-

登山初心者ナビ 第三章

五竜岳登山初心者ガイド

五竜岳写真: 五竜岳~唐松岳

五竜岳[ごりゅうだけ]

標高2814m。
山体所在地は富山県黒部市・長野県大町市。【五竜岳の場所


登山適期は概ね7月中旬から10月上旬。

名峰が集中する地域の一座。
マイカーで到着できる他の地域と違い、登山口に行くまでが「旅行並み」のエリア。

初心者登山のひとこと難易度

初心者登山→△不向き

参考 他の山推奨(=初心者△)

まずは別の山へ。


[vs.五竜岳] 登山準備物・持ち物

登山リュック 登山靴 オールレザー LEDヘッドライト
登山リュック
本格的登山靴
携行ライト

ザック ⇒ 山中泊量の登山リュック

長距離・長丁場の山。食料や寝袋、着替え、(場合によってはテント)等を背負える登山リュックを選択。

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靴 ⇒ 張替可能の本格登山靴

普通の道・歩行時間ではないので救助隊の装備(編上靴)と同じように考える。

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その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために

雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。

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五竜岳の登山口・登山道・登山時間

初心者向けの登山道&登山口

アルプス平登山口

白馬五竜高山植物園エスカルプラザ

登山口の場所:長野県北安曇郡白馬村神城:白馬五竜スキー場エスカルプラザ

登り片道:7時間50分

登山道中の目標/地名: 白馬五竜テレキャビンアルプス平駅→地蔵の頭→見返り坂→一ノ背髪→二ノ背髪→小遠見山→中遠見山→大遠見山→西遠見山→白岳→五竜山荘→五竜岳山頂

他の登山口&マイナー登山道

八方池

八方尾根ゴンドラリフト

登山口の場所:長野県北安曇郡白馬村大字北城:白馬八方尾根スキー場

登り片道:8時間20分

登山道中の目標/地名: 八方池山荘→八方山ケルン→第二ケルン→八方ケルン→第三ケルン→下ノ樺→上ノ樺→丸山→唐松岳頂上山荘・牛首→大黒岳→白岳→五竜山荘→五竜岳山頂


祖母谷温泉

黒部峡谷鉄道欅平駅

登山口の場所:富山県黒部市宇奈月町黒部:欅平駅

登り片道:14時間40分

登山道中の目標/地名: 欅平駅→祖母谷温泉→四十八曲り→餓鬼ノ田園→餓鬼山避難小屋→餓鬼山→大黒鉱山跡→唐松岳頂上山荘・牛首→大黒岳→白岳→五竜山荘→五竜岳山頂

登山道・登山風景コミュ

トレッキングブック


五竜岳の初心者登山計画書

そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。

初心者の事前登山計画メモ

一人登山非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。

登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。

自分の山登りに必要な事、調べてみよう。

松本城 天守閣 白川郷 合掌造り 飛騨 高山 小京都

五竜岳周辺地域の雰囲気

日帰りで登下山できない山

五竜岳は北アルプスの山塊にある百名山。

登山時間が6時間を大きく超えるため、基本的には一泊二日かけて登下山する山

五竜岳の場合、他山からの縦走ルート以外はゴンドラリフト(ロープウェイ)に乗った先からの登山道が現実的な登山のスタート地点。

登山 トレッキング 剣山
モコモコ山塊地域(例)

ご近所の百名山は鹿島槍ヶ岳。北部には白馬岳。

ここでは縦走ではない五竜岳のみの宿泊登山を考えていくことにする。


五竜岳登山口の調査と決定

アルプス平と八方池の登山ルート

まず五竜岳直行ルートの登山口を調べてみた。

国道148号・道の駅白馬に程近い「エスカルプラザ」と言うスキー場や高山植物園を運営するレジャー施設から「テレキャビン(ゴンドラリフト)」に乗り、アルプス平へ。ゴンドラの往復券は1800円【※HP 】。

アルプス平から五竜岳山頂までの登山時間は登り片道:7時間50分と長丁場。

直行ルートとは言えいくつもの山頂を踏んでいく尾根歩きの登山道になる。

登山 トレッキング 男性
登山口は元気(例)

一方、北側のルートは「八方尾根スキー場」の「八方アルペンライン」のゴンドラリフト。

八方駅 - 兎平駅 - 黒菱平 - 八方池山荘といった具合にリフトを二度乗り継ぎ八方池山荘へ。

「八方アルペンライン通し券」の往復チケットが2900円【※HP 】。

そこからの登山時間は登り片道:8時間20分のフル登山。

ちなみに八方尾根ルート(唐松岳)は牛首など断崖の鎖場などが多く、結構な恐怖ルート。

今回は安く・短い登山ルートの遠見エスカルプラザ(アルプス平)から往復する計画で考えてみる。


五竜岳登山時間と日程想定

山小屋はテント場がある

アルプス平の登山ルート上にある宿泊ポイントは五竜岳山頂直近にある五竜山荘のみ。

五竜山荘【※HP 】は素泊まりは6800円(相部屋)。

テント場のテント泊であれば一人1000円で水が1リットル100円。

テント泊の人が夕食を山小屋でとるとプラス2400円、朝食は1800円にもなる。

登山道 トレッキング
爽やかな山歩き(例)

・・・テントを背負わずに山小屋で雑魚寝(食事とらず)をした場合はゴンドラと合計して9千円近くなる。

『登るためには』という視点で調べてはいるものの、他にロープウェイ不要で無料で登れる山がたくさんある地域なので冷静な現実を考えるのも大事な事。


五竜岳登山中・下山のイメトレ

登山前から出費→引き返さなくなる

今回登山をするとすれば、テント(+テントマット)を背負い、五竜山荘前でテント泊をする計画にする。

アルプス平からテント場まで6時間40分。

そこから山頂までは登り1時間10分。

登山 リュック
時間を見ながら時々休憩(例)

出発(登山口到着)の段階ですでに数千円出費している登山の場合、無理をして「登る」方向へ判断が傾きがちになりやすい。長丁場な上、テントを入れたリュックも重い。

ちなみにウィキペディアの鹿島槍ヶ岳【※wiki 】には”五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間の八峰キレットは後立山連峰の登山道(一般ルート)で最も難所とされていて、鎖や梯子のかけられている岩場であり通過には十分注意が必要である。”とある。

※八峰キレット=日本三大キレットの一つに数えられる有名な難所。

「ついで」感覚で百名山(鹿島槍ヶ岳へ)の縦走計画を膨らませるのは止めた方が良さそうだ。

では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。

山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)


1・2章内 関連ガイドページ】

(〃゚∇゚)っ▶山登りと森歩きの持ち物
(〃゚∇゚)っ▶登山道の森・森林限界までの歩き方
(〃゚∇゚)っ▶一万円台の登山靴の特徴と悩み


(*。・ω・)っ アウトドア

テントの張り方 インナーテント

テントの張り方解説ページ。

テントの構造や建て方(張り方)がわかれば、テント泊のハードルが一気に下がります。

(*。・ω・)っ 趣味ヒント

登山・湿原向けサーキュラーPL

自然地域を綺麗に撮るカメラ用品章。

風景写真や紅葉風景に活躍してくれるのがサーキュラーPL。



リアル山歩きの下調べ第三章 ( ˘ω˘ )

第三章の目次 【簡易タイトル版】

北アルプス地方の百名山登山計画

▷北アルプスの百名山リスト

日本百名山の初心者登山計画

▷百名山初心者ガイド INDEX

別章もチェック!(^_-)-☆

五竜岳 アクセスマップ

 
公官庁系の広報info

夏まで残る雪渓や氷河が削ったU字谷、火山がつくりだした湖や溶岩台地など、多彩な山岳景観を呈しており、訪れる登山者を魅了しています。

出典 環境省HP

第三章 北アルプス登山計画書

さるぼぼ 飛騨高山
▽登山初心者ナビ 第三章▽

百名山初心者ガイド INDEX

名山と呼ばれた山々の登山道章。
登山の下調べ+初心者ガイド扉。

北アルプス地方の百名山

雨飾山への登山

妙高山への登山

火打山への登山

高妻山への登山

白馬岳への登山

五竜岳への登山

鹿島槍ヶ岳への登山

剱岳への登山

立山への登山

薬師岳への登山

黒部五郎岳への登山

水晶岳への登山

鷲羽岳への登山

槍ヶ岳への登山

穂高岳への登山

常念岳への登山

笠ヶ岳への登山

焼岳への登山

乗鞍岳への登山

御嶽山への登山


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