テントの張り方 グランドシート
キャンプ用品の実際の使い方解説ページです。
登山時にも活用できる一人用テント(ツーリングテント)の張り方から写真解説をしていきます。
テントは通常、土の上にそのままではなく「グランドシート」と呼ばれるテントの保護のためのレジャーシートを敷き、土の湿気や雨がテントに浸みないように建てられます。
ではでは本題へ。
このページのお話
ソロテントの張り方の解説
グランドシートはテント泊の必需品
グランドシートの上にテントを張る
テントの座布団・グランドシート
丈夫な防水レジャーシート
テントを張るのは地面の上。朝に撤収する時に気が付くですが晴れた日でも地面は湿気で湿ります。
グランドシートを畳む時に「地面に敷いた側を内側にして畳もう」と考えるくらい夜露で濡れています。持ってない人はテントと一緒に注文しておきましょう。
グランドシートはテント泊の必需品
グランドシート(グランドシート)は地面の水分を通さないシートで、野外でランチをする時に敷かれる「レジャーシート」のテント版。実際材質もレジャーシートそのもので、工事現場の建材が置いてある場所に使われている雨除けの「ブルーシート」と本質的には同じ材質の物です。
少し混乱しやすいのですが、テントの下に敷くのが「グランドシート」、テントの中の寝袋の下に敷いて断冷するのが「テントマット」でそれぞれ別物。テントマットについては必須ではありませんが、グランドシートについては省略する類の物ではなく「必要な物」と考えておきましょう。
ちなみに写真のグランドシートはロゴスのぴったりグランドシート200。
工事現場のブルーシート並みの防水性
グランドシートはレジャーシートと「用途的に同じ」という意味で、丈夫さや防水性は全然違うため100円ショップのレジャーシート(ピクニックシート)をグランドシートとして使うことは止めましょう。
テント用のグランドシートは基本的に丈夫な厚さのため、逆にレジャーシートとして使う事はできます。そのため、テント用途ではなく「マルチシート」の商品名を使う場合も多いのです。
グランドシートのサイズ
持ち合わせているテントの大きさにぴったりである必要はありません。でも、テントの底の広さよりは大きくないと意味がないので、テントの底より大きい物を用意しましょう。
ドーム型テントでもトンネル型のイモムシテントでもテントの底の面積をカバーできるサイズのグランドシートに注目すればOK。
テントを張る前にグランドシートを敷こう
次のページからテントの張り方を解説していきます。
登山口前のキャンプ場ではふかふかな芝生のフリーエリアでテントを張る場所を決めることになります。
さくさくテントを張っていこう
「グランドシートを敷く場所=翌朝まで過ごす地面」。傾斜の少ない地面の木陰がベスト。山頂などのテント場の場合は芝生ではない岩と土の地面かもしれませんが、通常のキャンプ場でのテント泊を経験した後に山中でのテント場泊にステップアップしてみましょう。
場所を決めたらゴツゴツする小石や小枝を取り除き、グランドシートを広げましょう。
持ち運び可能な一人テント
MY ツーリングテント
登山初心者ナビの利用テントはノースイーグルというメーカーのツーリングドームというテント。
収納サイズは38cm×17cm。スクーターのシートの下に入るシッカリテント。重量が3kgほどあるので山頂泊の登山には不向きではあるけれど、活用場面は登山だけではないのでベターな選択。
[密林] ▶モンベル ツーリング テント
[密林] ▶コールマン ツーリング テント
[密林] ▶ドッペルギャンガー ツーリング テント
[密林] ▶ノースイーグル ツーリング テント
細長いテントは登山専用テント
このサイトの解説テントはドーム型のツーリングテント。一方、重さが1.5kg程度の細長い登山専用のテントも1万円以下で販売されています。
自宅の近くにアルプスがあり、しょっちゅう登るのであれば「買い」ですが、通常は登山口のキャンプ場プラス持ち運びが可能なテントが最初の選択で良いのかもしれません。
ご参考まで。