雲取山登山初心者ガイド
登山適期は概ね4月上旬から12月下旬。
日帰り登山はできるものの長距離登山の山になるので、ビギナー向けではない。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
往復歩行距離20km以上。
[vs.雲取山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 山中泊量の登山リュック
長距離・長丁場の山。食料や寝袋、着替え、(場合によってはテント)等を背負える登山リュックを選択。
靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴
すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
雲取山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
鴨沢登山口
丹波山村村営駐車場
登山口の場所:山梨県北都留郡丹波山村:雲取山登山道入口
登り片道:4時間40分
登山道中の目標/地名: 雲取山登山道入口→羽黒神社→(登り尾根)→堂所→七ツ石山→ブナ坂→五十人平→雲取奥多摩小屋→小雲取山→雲取山山頂
他の登山口&マイナー登山道
三峯神社登山口
三峰ビジターセンター
登山口の場所:埼玉県秩父市三峰:三峰ビジターセンター
登り片道:5時間30分
登山道中の目標/地名: 三峰ビジターセンター→雲取山登山口→炭焼平→霧藻ヶ峰→お清平→前白岩山→白岩小屋→白岩山→大ダワ→雲取ヒュッテ→雲取山荘→雲取山山頂
日原登山口
日原渓谷
登山口の場所:東京都西多摩郡奥多摩町日原:日原鐘乳洞
登り片道:7時間20分
登山道中の目標/地名: 中日原→ヒルメシクイのタワ→鷹ノ巣山→鷹ノ巣山避難小屋→巳ノ戸の大クビレ→(石尾根)→千本つつじ→七ツ石神社→七ツ石山→ブナ坂→五十人平→雲取奥多摩小屋→小雲取山→雲取山山頂
登山道・登山風景コミュ
雲取山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
雲取山周辺地域の雰囲気
東京都最高峰の雲取山
東京・埼玉・山梨県の県境に頂点をもつ雲取山。実は東京都の最高峰とのこと。
首都圏の名前が出ては来るものの、「奥多摩」「秩父」という山岳地帯。
かなり山深い場所でなおかつマイナーな山のため、基本的には 初心者向けではない 。
さらには登山道は「往復20km以上」歩き通す必要がある。
雲取山登山口の調査と決定
現実的には二つの登山ルート
登山口を調べてみると、あちこちに細かい登山口があるようだけども、山深い山岳地帯の長距離登山の山のため、なるべく人気(ひとけ)のあるルートを選んだ方が良い気がする。
マイナー山のマイナーな登山道では万が一があった時に発見されない恐れがある(+_+)
そこでメジャーなルートを調べてみた。
東京・山梨方面では雲取山の南側、国道411号の奥多摩湖西岸の鴨沢(加茂神社)近辺からの登山道。登山時間は登り片道:4時間40分。
埼玉側は雲取山の北側、国道140号の秩父湖の三峯神社近辺からの登山道。登山時間は登り片道:5時間30分。
もちろん、実際の登山想定時間はもっと遅くなる。今回はアクセスの関係上、鴨沢登山口からの登山を考えてみることに。
雲取山登山時間と日程想定
経験不足だと力尽きる
鴨沢から雲取山への登山道を調べてみると標高差は1500m、片道の歩行距離は12kmを超えているようだ。
体力と筋力がしっかりした人でないと、日帰りでは厳しそう。もし5kmの時点で足がつったら、残り20kmの距離を速度を落とさずに歩ける気がしない。
ここはしっかり考えてテントを背負った一泊二日の山中泊登山にするべきなのかもしれない。
雲取山まで1時間の場所に奥多摩小屋前テント場があるようなので、半日かけてそこを目指す登山を考えることにした。
初日は夜明けに出発する必要はないため、少し楽。
いや、待てよ、初日に山頂へ登って夕方までにテント場へ着く方がいいだろう。朝8時までにはテントを背負ってゆっくり登ろう。
雲取山登山中・下山のイメトレ
雲取山のテント泊登山
鴨沢からの登山ルート上には七ツ石小屋【※HP 】という村営の山小屋もあるらしい。素泊まり4000円・テント泊500円とのこと。
奥多摩小屋のテント場はもう少し先で、小雲取山や雲取山山頂を過ぎた埼玉県側にある雲取山荘【※HP 】が管理者さん。テント場の利用料は七ツ石小屋と同じような金額。
山小屋(テント場)は管理人常駐の有人地帯。
距離は確かにあることはあるけれど、登山環境はそれほど過酷ではなく、初心者がテント泊(山中泊登山)の経験をする山としては適しているのかもしれない。
ただ、地味な山なので、日帰り系の一般的な登山初心者にはちょっと向いていない。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)