平ヶ岳登山初心者ガイド
登山適期は概ね7月上旬から10月上旬。
山小屋等がないため基本日帰り登山。
山頂はなだらかで池塘があり周辺は草原となっている。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
往復12時間22km、トイレ無し。
[vs.平ヶ岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴
すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
平ヶ岳の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
平ヶ岳登山口
国道352号
登山口の場所:新潟県魚沼市:平ヶ岳登山口駐車場
登り片道:5時間40分
登山道中の目標/地名: 国道352号駐車場→下台倉沢→下台倉山→台倉山→台倉清水→白沢清水→池ノ岳→平ヶ岳山頂
登山道・登山風景コミュ
平ヶ岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
平ヶ岳周辺地域の雰囲気
尾瀬風景系の登山道の百名山
最寄の国道は国道352号。独自の表現をすれば「尾瀬系の山」。
尾瀬ヶ原にある至仏山や燧ヶ岳はゴツゴツ系の山ではある一方、平ヶ岳や会津駒ヶ岳は木道や湿原・池塘が似合うタイプの百名山。
山頂付近には玉子石というデビルズマーブル【※画像検索 】風の岩があるという。
軽く調べてみると 「行程が長く山小屋が無く、キャンプも禁止」 という情報がある。つまりは強制日帰り登山の山。
平ヶ岳登山口の調査と決定
登山口の候補は実質ひとつ
全長240kmほどある国道352号の「酷道」とも呼ばれる山岳ゾーン。尾瀬の御池から奥只見湖の間に平ヶ岳の登山口がある。
登山時間は登り片道:5時間40分、実際には6時間以上かかることが見込まれる。登山口から山頂までの距離は片道およそ11kmで、標高差は1500m程ある。
冷静に考えると 登山初心者が登る山ではない 。
ただ、日帰り不能な登山時間の山でもないので、日の出の前後に登頂を始めれば初心者の中級者への経験を積むことができる山と言える。
山頂直下の池ノ岳付近にキャンプ指定地があるものの、 緊急時用スペース とのこと。
平ヶ岳登山時間と日程想定
トラブル発生時は下山の決断を
片道6時間を要する山道なので、1~2時間ロスしてしまうと山頂に着くことはできても下山中に真っ暗になってしまうことに注意。
下山時は1500mの標高差を「下っていく」ので6時間はかからないにせよ、ノンストップで歩けたとしても「酷道」に出るまでに4~5時間かかる。
足への負担を分散させるためのトレッキングポールはもちろんのこと、万が一日没を迎えてもゆっくり歩みを進めて行けるようにLED ヘッドライトも登山リュックに入れておくべき。
男性なら100円ショップで売っている携帯トイレにオシッコをすることは可能。基本的に 長い道中にトイレはない 。
途中の水場は台倉清水や白沢清水など2~3ヶ所あるようだ。
平ヶ岳登山中・下山のイメトレ
玉子石を見に行きたい
既述のように 初心者向けの山ではない ことに注意。ある程度経験を積み、今の登山用品での自分の登山時間や疲労感を掴んだうえ、気温や天候に備えた装備品の重量などを総合して「登るか登らないか」を自分で考えてみよう。
なお、玉子石は山頂ではなく登山ルートから片道40分離れた場所にあるので登山・下山時間に往復1時間20分ほどプラスされる。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)