苗場山登山初心者ガイド
登山適期は概ね6月上旬から10月中旬。
日帰り登山が可能な山。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.苗場山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
苗場山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
小赤沢三合目駐車場
国道405号「結東の石垣田」先
登山口の場所:長野県下水内郡栄村堺:国道405号
登り片道:3時間40分
登山道中の目標/地名: 三合目道路終点→四合目水場→六合目水場→九合目分岐→伊米神社→苗場山山頂
他の登山口&マイナー登山道
祓川コース
かぐらスキー場
登山口の場所:新潟県南魚沼郡湯沢町三俣:町営第二リフト駐車場
登り片道:4時間40分
登山道中の目標/地名: 駐車場→和田小屋→下ノ芝→中ノ芝→上ノ芝→小松原分岐→神楽ヶ峰→雷清水→苗場山山頂
遠回り・縦走的登山口(参考)
昌次新道登山道( 平標山登山口)
平太郎尾根沿い( 国道405号上ノ原)
登山道・登山風景コミュ
苗場山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
苗場山周辺地域の雰囲気
バブル期に付いたスキーイメージ山
昭和末期にバブル景気という「イメージで人が操られる」時代があった。
消費がされない冬の時期にスキー場ビジネスが隆盛を極め、おしゃれなイメージで関東地方に名をはせたのが「苗場」だった。
苗場山は山頂に湿原がある珍しい山。
百名山では八幡平や霧ヶ峰がそれに近いものの、苗場山は本当に山頂部分が湿原という変わり種。
苗場山登山口の調査と決定
群馬=国道17号、新潟=国道117号
苗場山への登山口を調べてみると、群馬県側(東側)の人は国道17号、新潟側(西側)の人は国道117号から国道405号へ…と読むことができる。
苗場山の南山域は思いの外険しく、両者をつなぐ道路がないため、当日に変更・選択をするには登山口間の距離が遠い。
関東人であるワタシは国道17号にある「昌次新道コース」か「祓川コース」からの登山が順当。
ふたつの登山ルートのうち登山時間が短く、バイクを置ける駐車場が確実にある方がかぐらスキー場からの祓川コースの登山道。
登山時間は登り片道:4時間40分と見聞きしたものの、実際にはもう少し短いご様子。
苗場山登山時間と日程想定
祓川コースで山頂を目指す
かぐらスキー場から山頂までは標高差800m程度で歩行距離は5kmほどではあるものの、途中の神楽ヶ峰で一度下りになってから再び登りになる。
意外と時間を取られるのはそのあたりの道のりのせい。
登山開始の目安にある和田小屋が登山道の五合目。
下ノ芝あたりから展望のある木道階段が続き、小松原分岐から神楽ヶ峰(八合目)まで傾斜の緩い木道。
…それを一旦下っていく。その頃、目前には本命の苗場山。
苗場山登山中・下山のイメトレ
山頂に湿原がある山
苗場山は登山中自体には時間をかけず、山頂の広大な湿原地帯の散策に時間を振り分けた方が良さそう。
新潟側(西側)の登山口である国道405号からの小赤沢ルートは明確な駐車場が確認できないものの、三合目に通じる道路の終点に駐車場があり、そこから登山を始めれば山頂まではおよそ3時間40分。
小赤沢ルートへの国道405号は秋山郷付近で道が途絶えるため群馬・関東方面からはアクセスしにくいけれど、上越方面からは気軽にトレッキングを楽しむことができる登山ルートだ。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)