幌尻岳登山初心者ガイド
幌尻岳[ぽろしりだけ]
標高2052m。
山体所在地は北海道の沙流郡平取町と新冠郡新冠町。
そもそも登山開始までの道のりが長く、拠点の山小屋(完全予約制)まで20km近くの距離を徒歩で歩く必要があるほか、膝下~腰までの沢(=川)を10数回横断(徒渉)する必要があるレベル。【幌尻岳の場所】
登山適期は概ね7月中旬から10月下旬。
普通の登山の山ではない。法律上テント泊の野営をしていい場所も無い。他の山または別の過ごし方を推奨。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
マニアックすぎ。
[vs.幌尻岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 山中泊量の登山リュック
長距離・長丁場の山。食料や寝袋、着替え、(場合によってはテント)等を背負える登山リュックを選択。
靴 ⇒ 張替可能の本格登山靴
普通の道・歩行時間ではないので救助隊の装備(編上靴)と同じように考える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
幌尻岳の登山口・登山道・登山時間
他の登山口&マイナー登山道
遠回り・縦走的登山口(参考)
額平林道( 林道第一ゲート)
チロロ林道( チロロ川二岐沢ゲート)
新冠川コース( 新冠ダム)
登山道・登山風景コミュ
幌尻岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
登山は非推奨。
幌尻岳周辺地域の雰囲気
幌尻岳…普通の人は行かない山
「幌尻岳」は北海道最難関級の山。その理由は「マニアックすぎる上にとんでもなく距離が長い」ことにある。
まずは自問自答。
どうしてその山に登りに行こうとしているのだろう?
答えはおそらく「日本百名山の山だから」な気もする。
でも、考えてみよう。
観光地ではない「山」
日本百名山の誕生について
日本百名山は深田久弥さんという…登山マニアの個人事業・収入源のネタの「くくり」。
作家(クリエーター)っていう肩書は正直「ユーチューバー」と同じ。
当時としてはかなり正確な山のリストアップではあるものの、「私たち自身に関係する場所のくくり」なわけでもない。
一個人の印税ビジネス企画が「日本百名山」。
百名山でなかったら行こうとした?
「よく考えてみる」
「百名山登頂ために北海道へ!」「最難関の山を制覇!」と人生のマイリストに入れるのはいかがなものかなぁ…?と。
日本百名山の黒幕は出版業界。
アウトドアや旅行・観光業者も乗っかり、利権者たちは流行を作り上げて煽るだけで儲かる。
著作事業者が印税著書目当てでする企画取材活動と、全てが出費側の私たちは立場が全然違います。
…という話を登山サイトがしてしまうほど「そもそも登山の山ではないピックアップの山」でございます。
幌尻岳登山中・下山のイメトレ
紹介するべき環境の山ではない
川を膝や腰上まで浸かって渡るルート…もはや「登山道」の範疇を超えている道の無い山。
幌尻岳はベテランさんの「行ってきました報告サイト」におまかせ。現状では正直、登山マニアのレベルの山。
「百名山だから」で山頂を目指すのには…「とめる方向」が親切な人の参考アドバイスかと。
登山初心者のためのアドバイスサイトである趣旨上、「別の場所で過ごそう (^◇^) 」という方向の「ガイド」にします。
※北海道の2000m級の山は、本州中部地方の3000m以上の山に匹敵します。