利尻山登山初心者ガイド

登山適期は概ね6月中旬から9月中旬。
利尻島へ渡るのにフェリーに乗る必要がある。日本最北端の駅である稚内駅から600mほど海側へ行けば稚内フェリーターミナルがある。利尻島・礼文島・奥尻島への渡航はハートランドフェリー【※HP 】へ。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△離島
前泊 離島の山(=初心者△)
日本北端の離島まで行き登山をする必要性を再検討。
[vs.利尻山] 登山準備物・持ち物
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ザック ⇒ 登山用のリュック
離島へ渡航して行くため、デイバッグではない登山リュック一本がベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
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その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
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利尻山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
鴛泊コース登山道
利尻北麓野営場
登山口の場所: 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字栄町:利尻北麓野営場|鴛泊港側からの約6kmの登山ルート。
登り片道:4時間10分
登山道中の目標/地名: 利尻北麓野営場(三合目)→甘露泉→五合目(携帯トイレブース)→長官山→利尻岳避難小屋→携帯トイレブース→沓形分岐→北峰山頂
他の登山口&マイナー登山道
沓形コース登山道
見返台園地
登山口の場所: 北海道利尻郡利尻町沓形:利尻山見返台公園|沓形港側からの約4.5kmの登山ルート。
登り片道:3時間30分
登山道中の目標/地名: 見返台公園(五合目)→七合目避難小屋→三眺山→沓形分岐→北峰山頂
登山道・登山風景コミュ
利尻山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
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利尻山周辺地域の雰囲気
利尻島へのフェリー・行き方
利尻山登山の場合、利尻島民以外は稚内からフェリーで利尻島へ渡る必要があるので、話はそこから。
ハートランドフェリー【※HP 】のウェブサイトを調べると渡航の費用がわかる。
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稚内~利尻島(鴛泊)間のフェリー料金は片道2030円(調査時)。
渡航可能時間は稚内発の始発07:15~08:55、鴛泊発の最終17:35~19:15。
利尻山登山口の調査と決定
自走しない→直近登山口発
考えないといけないのは行った先で「足」があるかどうかで登山口自体の選択が変わるという事。
125cc未満のバイクであれば特殊手荷物運賃として2500円が加算で利尻島を走り回れるけれど…往復で考えれば5千円にもなる。(マイカーは2万円以上)
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今回、バイクは稚内のフェリーターミナルで留守番してもらうことにしよう。
利尻島までは1時間40分ほどの船旅。
利尻島は自走しないことになるので、鴛泊港直近の登山口からの登山に。
利尻山登山時間と日程想定
入島・登山・当日帰港は無理
もうひとつ考えなくてはいけない事はキャンプ場【※利尻町役場HP 】を利用するかどうか。
つまりは登山口前で前泊するか、それ以前に登山後に利尻島に宿泊するか…それを考えないと帰りのフェリーや宿泊費・滞在日数そのものが大きく変わってくる。
稚内でバイクを置いてくることにしたので、登山口は利尻北麓野営場【※MAP 】がある鴛泊コース登山道からの登山になる。
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夏場の稚内行きのフェリーの最終便は概ね17:45。そして利尻山の登山時間は休憩なしで登り片道:4時間10分とのこと。実質登り片道5時間を見込む。
稚内からのフェーリーの始発が07:15として利尻島の鴛泊に接岸するのが9時頃…登山口からフェリー乗り場までの距離(約3.6km)と移動時間も考えないといけない。
仮に10時に登山口から登り始められたとして4時間30分で登ったとすれば、山頂にいるのが14:30。山頂に3分も居ずに下山を開始したとしても出航まで3時間15分。つまり、当日来島&登山&帰港は無理ということ。
「利尻島に一泊→登山→フェリー」ということになる。なお、早朝出発登山のためキャンプ場泊。
利尻山登山中・下山のイメトレ
最終便17:45鴛泊港までに下山
登山口や登山道が決まっている以上、あとは無心で登っていくだけ。
厳密には朝食や着替えやお風呂、キャンプに必要なLEDランタンや寝袋など増えていく荷物をどう減らすかを考えなければ。
下山後にテントを畳むとキャンプ場のチェックアウトが夕方になってしまうので、おそらくは無理。
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朝にテントを畳み、預ける場所はないのでそのままリュックに背負って登り、16時頃には登山口に戻っているように登下山。
ちょっと弾丸計画だけど何とかこれでいこう。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)