大雪山登山初心者ガイド
登山適期は概ね6月下旬から9月下旬。
日帰り登山が可能な山。
トムラウシ山や十勝岳も大雪山系。百名山としての大雪山は最高峰の旭岳を指す。
※24時間監視中の常時観測火山(活火山)
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。日帰り山でもヒグマもいる。
[vs.大雪山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
ロープウェイ利用なら短距離登山の日帰り往復の山。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
大雪山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
旭岳ロープウェイ
姿見駅
登山口の場所:北海道上川郡東川町勇駒別|ロープウェイに乗らない場合「旭岳駅~姿見駅」間は徒歩2時間20分プラス。
登り片道:2時間20分
登山道中の目標/地名: 旭岳ロープウェイ姿見駅→旭岳石室→姿見の池→ニセ金庫岩・金庫岩→大雪山山頂(旭岳)
他の登山口&マイナー登山道
層雲峡黒岳ロープウェイ
ペアリフト七合目
登山口の場所:北海道上川郡上川町層雲峡|ロープウェイ・ペアリフトに乗らない場合「層雲峡ターミナル~リフト上」間は徒歩4時間プラス。
登り片道:4時間30分
登山道中の目標/地名: 黒岳ロープウェイ五合目駅→黒岳ペアリフト七合目→黒岳→黒岳石室→北海岳→松田岳→荒井岳→間宮岳→後旭岳キャンプ指定地→大雪山山頂(旭岳)
遠回り・縦走的登山口(参考)
銀泉台( 銀泉台)
大雪高原温泉( 大雪高原山荘)
愛山渓温泉( 愛山渓ヒュッテ)
登山道・登山風景コミュ
大雪山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
大雪山周辺地域の雰囲気
大雪山と言えば旭岳
「日本百名山の大雪山」は北海道の最高峰である『旭岳』のこと。想定として、単独登山のため、熊よけスプレーを所持・装備していることにする。
登山ルートはいくつかある。旭岳の西側にある旭岳温泉(ロープウェイがある)は途中から天人峡へ向かう道へと枝分かれしていた。天人峡からも旭岳(ロープウェイ)へ通じる登山道があることはある。
旭岳の北側の登山口は層雲峡(こちらもロープウェイがある)がメジャー。最短ルートは西側の旭岳ロープウェイ【※HP 】からの登山道。
ヒグマの居る大自然のため、ロープウェイに乗るか乗らないかはともかく、登山時間が無駄に長くない旭岳温泉から登ることにしよう。
大雪山登山口の調査と決定
旭岳ロープウェイ
次第に標高が上がっていく道道1160号を走っていくと道路の突き当りに旭岳ロープウェイの山麓駅があった。
のどかな(寂れた)天人峡と違い、巨大な新造のロープウェイの山麓駅、道路沿いに並ぶ横文字の宿泊ホテル、旭岳ビジターセンターと無料の公共駐車場。(ロープウェイの駐車場はバイク・普通車一日500円)
ロープウェイの建物内はもちろんお土産を売る売店。旭岳ロープウェイの往復料金は2900円。乗らなくても徒歩で登れる登山道もあるのが良心的。
ヒグマのいる大雪山であれば姿見駅まで片道二時間半近くの前座登山をショートカットするのは有益かもしれない。
「ロープウェイに乗る・乗らない」で登山出発時間を決めることにしよう。
大雪山登山時間と日程想定
海外の観光地風景的な旭岳温泉
今回旭岳に登るとしたら…やっぱりヒグマの山は怖い。
旭岳温泉に来る途中の道路にクマ注意の道路標識があったくらい。一人登山だしロープウェイには乗るつもりで登山を計画。
その場合、姿見駅から登り片道:2時間20分との事。実際に歩けばプラス1時間のつもりで考えてロープウェイの運行時間内に姿見駅に戻ればいい想定ができる。
大雪山登山中・下山のイメトレ
SOS遭難事故あり
8月平日の運行時間は始発(上り)6:30~最終(下り)17:30。
姿見駅から上の滞在時間がその時間に収まるようにすればいい一日が過ごせるはず。
それから要注意事項。山頂目前で「ニセ金小岩」と「金庫岩」という火山礫に突き刺さっているような似たような姿の石柱状の大岩があり、過去その場所から道を間違い遭難した事故(SOS遭難事件)【※wiki 】(詳細は推定)があった。
ビジターセンターやロープウェイの駅で散策・登山マップなどを入手し、みんなが歩く登山道を普通に登っていこう。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)
※北海道の2000m級の山は、本州中部地方の3000m以上の山に匹敵します。