靴底を張替えできる登山靴 登山靴購入記-3

山登り軽減用品の選び方

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靴底を張替えできる登山靴 登山靴購入記-3

この章は登山用品と登山靴についてのガイドページ。
誘導ではない人の自発的な「山道具」への勉強と、必要に感じ始めた「経験」の話をしていきます。

ではでは本題へ。

このページのお話

登山用品を買うまでのあれこれ雑談
靴底が擦り減ると綺麗でも寿命な「靴」
高価な登山靴は靴底を新調できる

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登山靴購入記-3 靴底を張替えできる登山靴

前回のあらすじ(海外ドラマ風)
登山靴 靴底 トレッキングシューズ

近所のアウトドア用品店でいただいた「キャラバン (caravan)」と「シリオ (sirio)」の製品カタログ。

主人公の認識ではキャラバンは『ハイキングから始められる森歩き初心者も購入しやすい価格帯の登山靴』を生産している登山靴メーカー。

シリオは日本人(の足型)向けに『本格的登山をこなす登山靴』を生産している登山靴メーカーという印象を持つ。



ビブラムソール?靴底張替!?

ここからしばらくの間は『解説』していきます。

まず、本格的な登山靴を作り続けてきた登山靴メーカーの商品(登山靴)の中には「ビブラム」という靴底の素材が使われている事に気付きます。正確には「ビブラム社」が開発した特殊ゴム素材のことで、商標等の関係から(優秀な性能と知名度を持った)ビブラム社の靴底素材を靴底に採用しているモデル…という表現となっているものがあるでしょう。

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張替不可モデルの登山靴
3万円クラスのLOWAメリーナ

「ビブラム社」のビブラムソールは、多くの登山靴メーカーがそれぞれバラバラのゴム素材を調達して製造している状況の中、耐摩耗性やブレーキ力のバランスが良い一定の品質の素材として売り込みをする事業スタイル。

靴生産業界で評価が高く、ビブラム社に利用料を支払って登山靴の価格が高くなったとしても組み込みたい品質のゴム素材…という構図のものです。

ビブラムソールが本当に滑りにくくて削れにくい最高性能の素材なのか?それは比較したいゴムと耐久テストをしない限りわかりません。でも、トップを走る靴業界のフラッグシップモデルがこぞってビブラム社のソールを取り入れている状況を見る限り、かなり信頼性の高い素材であることが想像できます。


「ビブラムソール」は、模倣商品も出る

男体山で地獄を見た1年前に購入した5千円のトレッキングシューズ。まるっきりパクリ(ニセブランド)ではありませんが、「靴底の黄色いマーク」はあからさまに「ビブラムソール」を模したものでした。

購入した時にそもそも「靴底素材」の知識などゼロだったので全く気にしていなかったのですが、ビブラムソールを知っている人には「狙ってるなぁ…」と一目でわかるロゴデザインなのです。

いつか変わるかもしれませんが、ビブラムソールのロゴは「黄色いマーク」がトレードマーク。ビブラムソールが使われるグレードの靴は特許的な「利用料」の関係で靴自体が高価になるので、数千円の「トレッキングシューズ」を販売しているメーカーもわざとビブラムのロゴに似せたデザインの自社ロゴを配置していたりします。

登山靴 トレッキングシューズ 登山靴 トレッキングシューズ ビブラムソール
5千円の靴に黄色いロゴ
左=バッタもの、右=ビブラム

商標としては当然なのですが精製条件を何度も変え、研究を重ねてようやく開発した特殊ゴム「ビブラム」は、ビブラム社が許可・提携した靴メーカーにしか使われていません。

ビブラムソールが使われたモデルを販売している登山用品メーカーは、もともと登山靴を研究して作り続けてきた「登山靴メーカー」が多いです。

それは「価格が上がってしまう」から。もともと支持されてきた靴メーカーであれば、高価な商品でも回収(販売)することができますが、中途半端な商品力のメーカーが高くて良い素材を使って製造しても「高いだけのモノ」になってしまい売れません。

でも、登山靴を作ってきた老舗のメーカーでは「スリップ」や「耐摩耗性」が優秀な靴底素材・ビブラムソールは、末永く使ってもらう本物登山靴モデルとして、多少高価になったとしても採用される重要な素材なのです。

ちなみに「ビブラム」だけで検索するとサンダルばかりがヒットします。↓

登山用品かんたん検索

もともとビブラム社は「ゴム素材メーカー」なので靴屋さんではないので、構造がシンプルなサンダルしか靴としては勝負(商品化)できないわけです。


ソールの張替ができる本物登山靴

はじめに表現をしておくと、ビブラムソールではなくても「自社製ソール」の「張替可能モデル」を販売しているメーカーもあります。モンベル がそうですし、キャラバンもビブラムソールではないキャラバンオリジナルソールの張替を実施してくれる登山靴があります。

オリジナルの靴底素材を使ったグレードのモデルは、 低価格帯のハイキングシューズがある他、ゴツゴツ の岩場が続く高山でのグリップや摩耗性に優れたビブラムソールを採用した高価格グレードの登山靴も販売しています。

ビブラムソールだけが張り替え可能な登山靴というわけではなく、「他社」である「ビブラム」の利用ライセンスコストをかけずに、価格を抑え、自社開発ソールでの張替手数料で儲ける経営戦略というコト。

ランニングシューズ ランニングシューズ
ランニングシューズ
謎のスポーツシューズ

張替不可のビブラムソールモデルもある

もう一点、整理しておきたい事。
張り替え可能の登山靴を販売しているメーカーの靴でも「張り替え可」と「張り替え不可」のモデルがあるということ。

その場合、普通の靴と同じように、靴底が減ってしまえばビブラム素材のソールであってもその時点で「廃棄」 する選択肢になるので、張替を前提として設計されているモデルかどうか確かめて買う必要があるので要注意。

登山用品の選び方のポイント

登山靴の選び方=「つま先に寄せて履いてかかとに指一本分の空間が…」だけではないのです。

ソールの硬さやアイゼンが取り付けられるか、ヌバックレザーか…サイズも含めてそういう知識のずっと前に張り替えできる登山靴」を買うか「使い捨ての登山靴」を買うか、そこから考えて探し始めるとその人にとっての「正解」に近いトレッキングシューズに辿り着きやすくなっていきます。


とりあえず、「『張り替え(=靴底が摩耗した時に新品の靴底にリセットできる)』を前提に設計・販売されている登山靴がある」知識に触れることができました。

張り替えにコストがかかるとはいえ、そうなれば「靴」の選択の考え方も広がっていきます。 それまで靴底が減れば「使い捨て」しか道が無かった高価な登山靴なので、春のハイキングから秋の紅葉まで履いて歩きたくなる「トレッキングシューズ(登山靴)」になっていきます。

おしゃれうんぬんはずっと後。
おしゃれを隠れ蓑にした、ビブラムでもなく張替も受け付けない高価なニセモノ登山靴を買わされないように、買う側も少しあれこれ裏を読んで1~数万円の出費をしないとです。

それを踏まえて、もう一度どんな靴底を使っている登山靴なのか調べてみましょう。

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別章もチェック!(^_-)-☆

登山用品の選び方 INDEX

登山用品の経験談&レビュー章。
登山靴やリュックや持ち物の選び方扉。

百名山初心者ガイド INDEX

名山と呼ばれた山々の登山道章。
登山の下調べ+初心者ガイド扉。

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登山用品経験談&使う第二章 ( ˘ω˘ )

第二章の目次 【簡易タイトル版】

▷登山用品の選び方 INDEX

五合目 登山靴購入記

六合目 登山靴の選び方

▶1万円以下の登山靴と選び方
▶1万円以上の登山靴の選び方・絞り方
▶登山靴のサイズ・幅・素材
▶ゴアテックスの登山靴

▶ビブラムソールの登山靴
▶靴底を張替え前提で登山靴を考える
▶幅広の登山靴を探してみる


七合目 登山リュックの選び方

▶登山リュックの種類と入れる物
▶街歩きのリュック&ショルダーバッグ
▶おにぎり型の登山リュックを考える

▶細長い形の登山リュックを考える
▶海外旅行的リュック&バッグ
▶トレッキングポールの種類と使い方


八合目 登山ウェアと雨対策

▶追加・新設予定

ちゃんとまとめていきますね ( ˘ω˘ )


九合目 風景写真撮影用品ガイド

▶百名山初心者ガイド