安達太良山登山初心者ガイド
登山適期は概ね5月中旬から10月下旬。
日帰り登山が可能な山。
※24時間監視中の常時観測火山(活火山)
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.安達太良山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
安達太良山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
奥岳登山口
あだたら高原スキー場
登山口の場所:福島県二本松市永田字長坂:あだたら高原駐車場
登り片道:3時間10分
登山道中の目標/地名: 奥岳登山口→峰ノ辻→安達太良山山頂
ゴンドラ薬師岳駅登山口
あだたら高原スキー場
登山口の場所:福島県二本松市永田字長坂:あだたら高原駐車場|上記登山口のあだたら山ロープウェイ(片道1000円・往復1700円)で山頂駅から登る場合。
登り片道:1時間20分
登山道中の目標/地名: 山麓駅→(あだたら山ロープウェイ)→山頂駅→安達太良山山頂
他の登山口&マイナー登山道
塩沢温泉登山口
二本松塩沢スキー場
登山口の場所:福島県二本松市:二本松塩沢スキー場
登り片道:3時間30分
登山道中の目標/地名: 二本松塩沢スキー場→馬返し→屏風岩→八幡滝→荒竜岩→くろがね小屋→峰ノ辻→安達太良山山頂
安達太良温泉登山口
安達太良温泉
登山口の場所:福島県安達郡大玉村玉井前ケ岳:安達太良温泉
登り片道:4時間00分
登山道中の目標/地名: 安達太良温泉→安達太良山山頂
遠回り・縦走的登山口(参考)
沼尻スキー場登山口( 沼尻温泉)
横向温泉登山口( 箕輪スキー場)
野地温泉登山口( 土湯峠)
母成峠登山口( 母成峠)
登山道・登山風景コミュ
安達太良山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
安達太良山周辺地域の雰囲気
南東北のハイキング山
福島県的にはやや北部にあたるものの、東北地方全体で考えると仙台より栃木の方が近い「南東北」地域。
安達太良山は内陸にぽっかり水をたたえる猪苗代湖の北東にある。国道4号からも近く、一般道路(国道)の「道の駅安達・智恵子の里」で到着時間の時間調整。
安達太良山付近を広域で眺めると磐梯山・裏磐梯五色沼(桧原湖)・吾妻山など自然歩きが好きな人にとって魅力的な場所が点在している。
大きな都市はないものの、適度に生活しやすい町が寄り集まっている地域のため、一人旅や一人登山でも 気軽に目指しやすい自然地帯と言える。
安達太良山登山口の調査と決定
それほどビジネス色はない登山口
安達太良山への登山口は全方位からいくつもあるものの、特別な理由でもない限りあだたら高原スキー場の奥岳登山口から出発すると良いかも。
ここはゴンドラ(ロープウェイ)があり、徒歩登山ルートもあり、いつもスタッフがいるロープウェイの奥岳駅前には公衆浴場のような奥岳温泉。
紅葉期には駐車場までの道も混むけれど、登山初心者も 安心感を感じながら登山を楽しむことができる。
登山中に何かあったとしても、薬師岳からロープウェイに乗れば出発地点の駐車場に戻れる。
今回の登山はロープウェイに乗らない登山計画。
安達太良山登山時間と日程想定
薬師岳山頂で一服休憩
奥岳登山口からの登山時間は登り片道:3時間10分、実際には4時間程度見込めば山頂へ着くことができそう。
紅葉の季節は駐車場までの道が混むものの、バイクの人はちょっと先に行かせてもらい駐車場の隅っこエリアへ。マイカーの人は朝だらだら準備していると登山開始時間が遅れるので要注意。
冬の間はゲレンデになっているなだらかな斜面をしばらく登っていくと、傾斜のきつい樹林帯へ。樹林帯を登っていくと薬師岳の岩場の平地に到着。
薬師岳で一服する人々を見つつ、そこから先が安達太良山山頂への樹林+岩場の道。
山頂と思われる上方を時々見上げてみると乳首のように盛り上がった岩山があることに気付く。それが安達太良山の山頂。
安達太良山登山中・下山のイメトレ
森林限界より上は火山的光景
乳首山とも呼ばれる安達太良山山頂が正面に見える頃、樹林だった登山道の光景はゴロゴロとした岩場に変わる。
山頂付近は森林限界を超えるため、雷鳴が近付いているような音が聞こえた場合、断念あるいは引き返すことを判断する勇気も必要 。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)