朝日岳登山初心者ガイド
登山適期は概ね6月中旬から10月中旬。
日帰り登山は可能であるものの、長距離になるのであらかじめ体力をつける訓練登山が必要。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
往復歩行距離20km以上。
[vs.朝日岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴
すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
朝日岳の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
古寺鉱泉登山口
古寺鉱泉駐車場
登山口の場所:山形県西村山郡大江町貫見古寺:古寺鉱泉
登り片道:5時間50分
登山道中の目標/地名: 古寺鉱泉駐車場→一服清水→三沢清水→古寺山→小朝日岳→銀玉水→大朝日岳小屋→朝日岳山頂(大朝日岳)
他の登山口&マイナー登山道
日暮沢登山口
日暮沢小屋
登山口の場所:山形県西村山郡西川町大井沢:日暮沢小屋
登り片道:6時間00分
登山道中の目標/地名: 日暮沢小屋→花抜峰一服清水→三沢清水→古寺山→小朝日岳→銀玉水→大朝日岳小屋→朝日岳山頂(大朝日岳)
朝日鉱泉登山口
朝日鉱泉ナチュラリストの家
登山口の場所:山形県西村山郡朝日町立木:ナチュラリストの家
登り片道:5時間00分
登山道中の目標/地名: 朝日鉱泉ナチュラリストの家→(中ツル尾根)二股→長命水→朝日岳山頂(大朝日岳)
遠回り・縦走的登山口(参考)
朝日平白い森交流センター( 大石橋)
登山道・登山風景コミュ
朝日岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
朝日岳周辺地域の雰囲気
山深いけれど山形市の隣
地図で山形市の中心地から真西になぞっていけば朝日岳。山形駅から例えば朝日鉱泉の登山口まで道路のルートを調べると45kmという距離感。
朝日岳は独立峰ではなく山塊の山。西朝日岳・小朝日岳・中岳・清太岩山・竜門山・平岩山・大玉山などなど、多くのピークがモコモコしている山岳地域で百名山的な目標は「大朝日岳」。
朝日岳連峰は山形県と新潟県に属している。山形市に近い東側は比較的アクセスしやすいが、西側は日本海近くまで大きな街はない。
朝日岳登山口の調査と決定
山形寄りの登山口で考える
新潟県側は山深くアクセスしにくいので登山の出発地点は朝日岳の東側・山形市街に近い登山口を考えてみる。
主要な登山口は古寺鉱泉と朝日鉱泉の登山口。古寺鉱泉ルートは花抜峰・古寺山・小朝日岳を経て大朝日岳に至るプチ縦走ルート、朝日鉱泉ルートは朝日川沿いを進んで直接大朝日岳へ登り詰めるルート。
登山時間は古寺鉱泉からは登り片道:5時間50分、朝日鉱泉からは登り片道:5時間00分とのことなので、実際はもう少し時間がかかることを考えると少しだけ慎重な選択をする必要がありそう。
朝日岳登山時間と日程想定
景色を楽しむプチ縦走登山
今回の想定は最短ルートではなく山々を見ながら登れる古寺鉱泉ルートで考えてみよう。
古寺鉱泉からは登り片道:5時間50分とのこと。実質的にはもっと時間がかかる。
でも6~7時間と考えても午前5時前後に登山口あたりをうろちょろできさえすれば、正午過ぎには大朝日岳へ登頂できる事が読める。
朝早く登山口へ着くように行けば、登山時間的には日帰りが可能な山。
朝日岳登山中・下山のイメトレ
往復距離20km以上の山
古寺鉱泉の駐車場から小朝日岳までは4時間前後、そこから大朝日岳まで2時間前後。
注意すべきは片道10kmを超える長距離であるということ。つまり往復20km以上一日で歩くことになる。
無理は禁物。足や股関節に痛みを感じたら今回の登山は諦めて早めに引き返さないと夜中の山腹に取り残されてしまう。
新潟県側にある大鳥池は幻の怪魚・タキタロウが住むという言い伝えがある湖だけれども、UMA(未確認生物)探しはまた別の機会。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)