飯豊山登山初心者ガイド
登山適期は概ね6月上旬から10月上旬。
片道9時間を超える長距離登山の山。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→△不向き
参考 他の山推奨(=初心者△)
山中に二泊。
[vs.飯豊山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 山中泊量の登山リュック
長距離・長丁場の山。食料や寝袋、着替え、(場合によってはテント)等を背負える登山リュックを選択。
靴 ⇒ 張替可能の本格登山靴
普通の道・歩行時間ではないので救助隊の装備(編上靴)と同じように考える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
飯豊山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
御沢登山口
御沢野営場
登山口の場所:福島県喜多方市山都町一ノ木:御沢野営場
登り片道:9時間00分
登山道中の目標/地名: 御沢キャンプ場→長坂尾根→血の池→三国小屋→七森→種蒔山→切合小屋→草履塚→御秘所→飯豊本山小屋→飯豊山山頂(飯豊本山)
弥平四郎登山口
祓川山荘
登山口の場所:福島県耶麻郡西会津町奥川大字飯根:弥平四郎登山口
登り片道:9時間00分
登山道中の目標/地名: 登山口→秡川山荘→新長坂→松平峠→疣岩山→三国小屋→七森→種蒔山→切合小屋→草履塚→御秘所→飯豊本山小屋→飯豊山山頂(飯豊本山)
飯豊山荘登山口
飯豊山荘
登山口の場所:山形県西置賜郡小国町大字小玉川湯沢:飯豊山荘
登り片道:9時間30分
登山道中の目標/地名: 飯豊山荘→梅花皮沢出合→檜山沢出合→休場ノ峰→千本峰→(ダイダラ尾根)→宝珠山→飯豊山山頂(飯豊本山)
登山道・登山風景コミュ
飯豊山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
飯豊山周辺地域の雰囲気
新潟・福島・山形の大秘境地域
地図上では福島市と新潟市の間、国道121号の西側に位置する広域山岳地域。
少し調べてみると駐車場がある道路から飯豊山の山頂まではどの登山口ルートでも片道9時間以上レベル。
「山脈」という言葉の通り、山を越えてもずっと山。百名山と呼ばれるくくりの山は9時間以上、山と山の間を抜けて行った先にある「山のひとつ」。もちろん日帰り登山は難しいため、登山泊を要する山だ。
登山時間が長く、山小屋泊は2千円程度、とりあえず初心者が登る山ではない。
ひとまず調べるだけ調べてみよう。
飯豊山登山口の調査と決定
長距離の長丁場の登山
登山口の候補はおよそ三か所。飯豊山南東の飯豊鉱泉にある御沢登山口(地蔵山登山口)、秡川山荘のある弥平四郎登山口、それから飯豊山北部の飯豊山荘からの登山口。
ルート上には三国小屋・切合小屋・飯豊本山小屋などの宿泊可能な山小屋があるが、片道9時間を考えると、山頂の飯豊本山小屋以外で宿泊してしまうと登山・下山時間が足りなくなり二泊三日になってしまうおそれがある。
山頂まで当日一気に登る予定で到着・出発しやすい登山口として御沢キャンプ場がある御沢登山口からの登山を選択。
ちなみにテント持参で飯豊本山小屋外でテント泊(無料)することも可能…9時間以上の登山なので他人と寝るのが苦痛ではない人は山小屋泊が無難。
飯豊山登山時間と日程想定
登山泊=縦走本格荷物量
御沢キャンプ場で前泊(1000円)し、山小屋泊(2000円)の登山となればそれだけで二泊三日。
登山時間は登り片道:9時間00分。
実際は天候や体調、休憩時間でもっと長くなってしまうものの、登山中に一泊する予定であるため、体力配分をしながら日没前までに山頂・山小屋へ着けばいい。
ただ、登山中で一泊する分、夜と翌朝・昼の食料や水の煮沸用バーナーなどを背負って歩き続けないといけない。
テント泊であればテントや寝袋も追加されるため、…そこまでの準備が必要。
飯豊山登山中・下山のイメトレ
引き返す判断を大切に
熊よけの鈴を鳴らしながら一人登山開始。
飯豊鉱泉の御沢キャンプ場からおよそ4時間登った場所は標高1485mの地蔵山。
うん、満足。( *´艸`)
地蔵山から飯豊本山まではそれからさらに6時間前後かかる。
ちょっと困難なので、地蔵山から引き返して日帰り登山にすることにしよう。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)