大山登山初心者ガイド
登山適期は概ね5月上旬から11月中旬。
日帰り登山が可能な山。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.大山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
大山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
登山道・登山風景コミュ
大山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
大山周辺地域の雰囲気
大山と書いてだいせん
中国地方唯一の百名山・大山。大きな山体が遠く宍道湖の対岸からでも見ることができる大山は、中国地方で一番立派な山体の山であることは間違いない。
日本神話とされる出雲風土記の中でも、「国引き」の物語として大山が島根半島を引き寄せる際に使われたというファンタスティックな記述があるという。
山頂付近は 国の特別天然記念物の指定地域であり、ダイセンキャラボクの大群落の中を歩ける環状の木道が設置してある。ダイセンキャラボクは皇居東御苑【※宮内庁HP 】の都道府県の木のエリアにも献上されて植えられている。
最高峰は剣ヶ峰と呼ばれるピークではあるものの、崩壊により登山道はなく、標高1709mの弥山が登山的な山頂。
山の半分がぶっ飛んでいるような形状をしているため、見る角度によって山の形が違って見える。
大山登山口の調査と決定
樹林帯はお花が咲く道
夏山登山道の入り口を少し登っていくと重要文化財の大山寺阿弥陀堂【※HP 】。
数百年は建っているのだろうか、煌びやかな塗装はなく、生の白木のお堂が経年を物語っている。
序盤の登山道は樹林帯に敷かれた木組の階段。
五合目にある「山の神さん」と呼ばれる小さな祠が大山の山岳信仰の慣習の跡で、ここで大山寺からの登山ルートと合流する。
樹林帯はもちろん眺望はないものの、夏の季節はいろいろな花が咲いているのを目にすることができる。
もともと前人未踏の秘境山ではなく、大山信仰のある人里に近い山のため、歩いていても不安を感じない。
樹林帯を抜けると六合目の避難小屋。
ここから少し傾斜のある道になり、振り返れば下界が見下ろせるようになっていく。
大山登山中・下山のイメトレ
天空感のある木道登山道
やっとこさっとこ急登を登りきると、いわゆる「尾根」。
半分崩れたような大山のどんな場所にいるのかを景色で感じることができる場所。
山体の「残っているでっぱり」の『でっぱり』に木道が敷かれた場所を歩いているのがわかる。
途中、強風に煽られながら「きゃーきゃー」黄色い声を聴かせてくれる中学校の校外学習(?)集団に道を譲った。
軽やかな女子中学生たちと、筋肉とぜい肉を身にまとう男性の身体では体重差は2~30kg違う。
列が長そうなので、岩場に座り、一眼レフで下界を切り取りながらやり過ごす。
ご覧の通り、日帰り登山の山なので、やや軽装でも登ることができるけれど、雨に打たれれば木道は滑り、体温も下がるので、それなりに登山のカッコをしてくる方が良い。
山頂付近はダイセンキャラボクの周回ルートと頂上避難小屋(山頂)があるルートとの分岐がある。
時間を見ながら好きな歩き方をしていこう。
…というような感じで、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)