九重山登山初心者ガイド
登山適期は概ね6月上旬から11月下旬。
日帰り登山が可能な山。
※24時間監視中の常時観測火山(活火山)
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.九重山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
九重山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
牧ノ戸峠登山口
やまなみハイウェイ牧ノ戸峠
登山口の場所:大分県玖珠郡九重町湯坪:牧ノ戸登山口
登り片道:2時間30分
登山道中の目標/地名: 牧ノ戸峠→沓掛山→西千里浜→久住山避難小屋→久住分かれ→九重山山頂(久住山)
他の登山口&マイナー登山道
赤川登山道
国民宿舎久住高原荘
登山口の場所:大分県竹田市久住町大字久住:国民宿舎久住高原荘
登り片道:2時間20分
登山道中の目標/地名: 久住高原荘→九重山山頂(久住山)
長者原登山口
やまなみハイウェイ長者原
登山口の場所:大分県玖珠郡 九重町田野:長者原ビジターセンター
登り片道:4時間15分
登山道中の目標/地名: 長者原ビジターセンター→スガモリ越→久住分かれ→九重山山頂(久住山)
遠回り・縦走的登山口(参考)
本山登山道( 沢水キャンプ場)
登山道・登山風景コミュ
九重山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
九重山周辺地域の雰囲気
爽やかな疲労感が気持ちいい
阿蘇山の北東に位置するなだらかな高原地帯がある。
広々とした広大な景色の中、無料道路のやまなみハイウェイが九重連山の西を縦断している。
海辺と平地の都市と火山で構成されている九州の中で、これほど開放的な景色を楽しめる場所はない。
九重山(くじゅうさん)の最高峰は久住山(くじゅうさん)。
ちょっぴり紛らわしいけれど、豊かな表現が可能な日本語ならではの山名表記。
久住山を目指して山登りへ行こう。
九重山登山口の調査と決定
やまなみハイウェイから登山
久住山の東から北にかけて眺望の良いやまなみハイウェイが伸びており、タデ原湿原のある長者原や、牧ノ戸峠を貫いている。
山体の南側には国道442号と久住高原ロードパーク(=有料自動車専用道路)。
登山口はいくつかあるものの、やまなみハイウェイ沿いだけで十分楽しめる。
長者原はラムサール条約湿地地帯で、阿蘇くじゅう国立公園のメイン地域の一つ。環境省管轄の長者原ビジターセンター【※HP 】もあり、多くの自然散策好きの人々が高原の空気を胸いっぱいに吸い込んでいた。
ビジターセンターで情報収集をしてみると、長者原から久住山への登山ルートは思いの外遠距離であることに気付いた。ライトトレッキングには長者原が適しているのだけれども、山登りであればそこから南に5km離れた 牧ノ戸峠が本命ルート らしい。
なるほどなるほど、景色が良い広々道路なので、移動自体がウェルカム。再びバイクにまたがり牧ノ戸峠へ向かう。
九重山登山時間と日程想定
牧ノ戸峠から九重山へ山登り
やまなみハイウェイは信号が無い自然高原地帯のため、ノンストップで牧ノ戸峠へ。
広々とした駐車場と売店、自動販売機があり、その一角に九重山への登山口があった。
最高峰の久住山までの登山時間は登り片道:2時間30分。
登山口へ来るまでの景色や風自体が気持ちいいので、開放的な気持ちで山道へ入っていくことができる。
こんな登山ができる山はかなり珍しい 。
九重山登山中・下山のイメトレ
来てよかった九重山登山
比較的時間の短い九重山登山のため、時間を気にせずのんびりと、好きなように歩いて行く。
早朝からの登山ではなく、少し時間をずらした遅めの出発をしたので、先にも後にも他の登山者は居ない。
本州の山なら不安になるところだけれど、熊のいない九州では人の気配のしない自然地帯を歩くことができるのは新鮮で気持ちが良い。
水場は無いので残量に気を付けながら携帯してきたペットボトルの水を飲み、斜面を登っていく。
九重山避難小屋のある北千里浜は状況によっては池になりそうな平らな場所。
それを過ぎれば山頂までのゴロゴロ岩場が見えてくる。
「久住分かれ」は他の方面との分離合流点なので、下山時に間違わないように下りて行こう。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)